ホーム の中の PR会社の選び方

PR会社を利用するうえで、知っておきたい10ヶ条

1,お客様がPRのプロセスを理解していない 。

お客様からよく依頼されるのは「○○新聞のトップに掲載してほしい」、 「○○局の○○番組で紹介してもらいたい」といったことです。
これらを実現するにはお客様が思うよりもずっと長いプロセスがかかります。
PR会社に頼んだからといっていきなり記事や番組になるわけではない、ということを理解しておきましょう。

2,お客様が適切なPR会社を選んでいない 。

PR会社を利用されたお客様からよく耳にする問題点が3点あります。
1.伝えたい情報を分析し質の高いPRをしてくれない、PR企画を提案してくれない。
2.頻繁に担当者変えがある上に、若く経験・知識の無い担当が多い。
3.PR戦略が無く、ただ情報をメディアに提供しているだけの、代行業が多い。

PRの担当者が個人的に好きだからとか、価格が安いからだとかでPR会社を選んでしまうのは危険。
対人間同士の付き合いですから、相性の問題は重要ですが、良きパートナーとして親身に活動方法を 考え、「出来る事」、「出来ない事」、「改善したほうがいい事」、「気づいていない可能性がある事」を ハッキリと提案して活動を行なっているPR会社の選択が重要です。

3,お客様とPR会社が期待するものにずれがある 。

典型的な例として、お客様は月に30万円払い、少なくとも3つの記事が掲載されることを期待します。
一方、PR会社は30万円もらい、極端な話、記事が掲載されるかどうかではなく、週に20時間働くことを
約束します。この期待の違いが多くの場合、「PR会社で痛い目みたよ」という結果を招きます。

4,お客様がメディア向けのコミュニケーション手法を理解していない。

PR会社が影響力のある凄いメディアを手配したとしても、実際にメディアの前で話すのはお客様です。
メディア向けのコミュニケーション手法を熟知または訓練されていなければ全てが無意味なPR活動結果に
なってしまいます。
そして、その結果を全てPR会社の責任だとするケースが多々あります。

5,PR活動の成果がすぐに出ないからと言って契約を打ち切らない。(即効性を求めすぎない。)

取り扱う商材にもよりますがシーズン限定ではなく、通年とうしてPRできる商材の場合、契約は 最低3か月からにしましょう。成果を求めたいなら最低6か月ぐらいは見ておくべきです。
同じ商材を繰り返しPRすることにより、相手側がその商材を認識する。その認識をさせる事が できなければ訴求効果が生まれないからです。食品のテレビCMで考えるとより解り易いかも しれません、繰り返し同じ商品を見ることにより、その商品を認識させて販売店で手にさせる キッカケを与えているのです。

6,メディアに詳しい商材情報が載ることはない、とPR会社が説明していない。

お客様は自分たちの詳しい情報をメディアに掲載してほしい、と希望します。しかしメディアは 一般的には商材情報よりも「トレンド」を掲載します。したがってお客様の商材情報が詳しく 載ることは極めて少ないのですが、PR会社はそこを説明せずに、契約を取り付ける為、 適当なことをお客様に伝えてやり過ごすケースが多々あります。

7,お客様がメディアに掲載された後にどうするかを考えていない。

メディアに掲載されることでPR活動は完了しません。メディアに掲載された後にどうするかが重要です。 メディアに取り上げられたことをどうビジネスに活用するか、後の戦略方法を考え対策しておかなければ、 掲載効果は瞬間的なものだけで終わってしまいます。

8,複数の切り口を考えていない。

こちらで用意していたシナリオにメディアが食いついてこない場合も十分考えられます。
そうしたときのために商材の表現方法や、他の選択肢を複数用意しておくようにしましょう。
「この取り上げ方でないと断る」「この商品じゃないと困る」という堅い姿勢ではメディアが 食いついてきても価値がないとみなされ、取り上げられなくなってしまいます。

9,メディアの取り上げ方に不満を漏らす。

せっかくとりあげてもらったのに「露出(時間や掲載枠等)が少なすぎる」 「しゃべった事と違う内容が露出された」と怒るお客様もいます。
メディアの取り上げ方はさまざまで、エンドユーザーの興味が得られる事やトレンドを重視した反応が いいとされる事を主軸にメディアは構成していますので、その点を事前に理解しておきましょう。

10,メディアに対してのスケジュールが柔軟じゃない。

メディアの取材は突発的に入るときもあります。そうしたときに柔軟に対応できるようにしておきましょう。
例として、メディアから取材依頼がお客様に入った場合スケジュールが合わないと、他社の取材に 回ってしまうからです。一度断ってしまうと、よほど注目されている事でないかぎり、同メディアからもう一度取材依頼が入る事は、殆どありません。

PR会社の選び方

▼ PR会社にありがちな、3つの問題点

PR会社を利用した、クライアント様がよく挙げられる問題点が3点あります。
1.伝えたい情報を分析し質の高いPRをしてくれない、PR企画を提案してくれない。
2.頻繁に担当者変えがある上に、若く経験・知識の無い担当が多い。
3.PR戦略が無く、ただ情報をメディアに提供しているだけの、代行業が多い。

この3点に該当せず、独自の強みを持ったPR会社を選ぶ事がとても重要です。

▼ 評価されているPR会社が行っているPR方法

 クライアント様の広報をただ代行するだけではPR会社の存在理由は全くありません。 クライアント様が伝えたい事を、いかに価値ある情報としてメディアに取り上げてもらえるのか、 またメディア側がクライアント様のターゲットとする顧客へ効率よく情報伝達できるのか?
 3者間が共鳴し合えるポイント(右図参照)を導き出す役割が行われていなければ、 PR会社として機能しておらず、只の宣伝活動代行業者でしかありません。

 3者間の取り持ち役として情報を整理し的確な解り易い情報で発信出来ているのか、 この1点がPR会社の質を決める大きなカギとなっています。

PR会社が求めるところ

---【PR活動で目指す場所】---
三者間が共鳴できるポイントが、
PR効果が最大限発揮されます。

▼ PR(パブリック・リレーションズ)が成すべきこと

@ メディア・リレーションズ  ⇒ パブリシティ(メディアでの報道)
A パブリック・リレーションズ ⇒ 社会との関係構築(ブランド化)
B PRコンサルティング    ⇒ 経営課題の解決

PR会社の主軸はメディア・リレーションズですが、これだけでは企業成長をさせる事が難しく、
ステークホルダー(理外関係)も対象にしたPRという発想が重要視されます。
PR会社は、社会のあらゆるステークホルダーとリレーションを深めることで、
企業活動を円滑に進めるサポートを本来行わなければならないのです。

PR会社を見定めるポイントとして上記に述べた3項目を参考にして頂ければ幸いです。
【極端な話】、クライアント様のパートナーとして「出来る事」、「出来ない事」、
「改善したほうがいい事」、「可能性がある事」をハッキリとご提案する事が出来ない、
ストーリーメイクが出来なといった、PR会社は利用を避けた方がいいです。

PR方法模索捜査犬“PRデカ”

copyright (c) Tokyo-PR.net. All Rights Reserved